皮膚外科について

皮膚外科のイメージ画像

皮膚の表面から浅いところにみられるできものを切除したり何らかの外科的処置を行うのが皮膚外科です。腫瘍皮膚科で扱う腫瘍以外にも、外科的処置が必要な疾患があります。例えば、巻き爪矯正など爪の治療や皮下の異物除去も当院で行うことが可能です。

巻き爪・陥入爪

巻き爪と陥入爪は混同されることが多いのですが、異なる状態です。
足のゆびの爪(とくに親ゆび)が、何らかの原因で丸まってしまっている状態が巻き爪で、爪の端が周りの皮膚に食い込んでしまっている状態を陥入爪と言います。炎症や赤く盛り上がる過剰肉芽などが起こると痛みが生じます。
発症の原因については、サイズの合わない靴を履いている、開張足、外反母趾、激しい運動による刺激といったことが挙げられますが、いずれにしても足の親指で起こるケースが大半です。

巻き爪・陥入爪の図

巻き爪の原因と治療

原因は足に合わない靴を履いている、外反母趾、歩くことが少ない、爪の切り方が適切でない、など様々なことが考えられます。治療も爪の状態により異なりますが、主なものを挙げます。
※弾性ワイヤー法と巻き爪マイスターは自費治療となります。

  1. 弾性ワイヤー法
    爪の2か所(皮膚から飛び出た部分の爪)に穴をあけて、形状記憶合金ワイヤーを通し、ワイヤーが元に戻ろうとする力を利用して巻き爪を矯正します。穴をあけるために爪を伸ばしていただく必要がありますので処置を希望される方は爪の白い部分を2,3mmのばしてから来院して下さい。爪ののびにもよりますが1~3ヵ月に1回程度、ワイヤーの交換が必要になります。
    巻き爪弾性ワイヤー法治療費(税込)
    施術料 1か所 5,500円
    ワイヤー1本※複数回使用できます 4,950円
  2. 巻き爪マイスター

    爪の先に専用のクリップをつける治療です。コイルばねに内蔵された超弾性合金ワイヤーの弾性力を利用して、巻き爪を矯正します。

    形状・構造
    形状・構造の図
    装着イメージ
    装着イメージ図
    テープで覆う度合の図。コイルばねのみテープで覆う、Uフックまでテープで覆う、指の裏までテープで覆う
    (引用元マルホ提供資料)

    巻き爪マイスターを装着した後は、表面を医療用テープなどで保護します。
    睡眠中や靴下などの脱ぎ履きの際に矯正具が外れにくくなり、また、周囲の皮膚や靴下、ストッキングが傷つくのを防ぎます。

  3. 炭酸ガスレーザーを用いる矯正法
    炭酸ガスレーザーにより、爪に熱を加えることで変形している爪を矯正します。わずかに爪の表面が焦げますが、比較的厚い爪であっても矯正が可能であるのが特長です。

陥入爪の原因と治療

爪の側縁の先端が周りの皮膚に食い込んで、炎症を起こして腫れ、赤くなり、痛みを伴います。悪化すると出血しやすい肉芽が盛り上がってくることもあります。
陥入爪は爪の側縁先端が指趾先端よりも長ければ決して起きない病気です。陥入爪の原因は爪の切り方が不適切なために起こります。

不適切な爪の切り方の例

短く切りすぎた「深爪」や、爪の角を斜めに深く切り込むと、陥入爪の原因となるほか巻き爪や厚い爪などの変形が起こる可能性もあります。特に爪の角を切りすぎると、皮膚の中で爪が棘(とげ)を作っていることもあります。

不適切な例:爪が短い、爪の角を切りすぎている

ピンセットで突き刺さっている爪の角に乾いたコットンを詰めるコットンパッキング法は比較的簡便に行えます。なれるとご自宅でもやっていただけます。少量のコットンを詰めると爪の下に隙間ができ、爪が皮膚に刺さらなくなります。
またテーピングにより、爪周囲の皮膚を外側に引っ張ることで肉芽のくいこみを減らす方法もあります。
肉芽の盛り上がりが大きい場合には、炎症を抑えるためにステロイド外用薬を塗ったり、抗菌薬を内服します。

錦糸町かるがも皮膚科

〒130-0012
東京都墨田区太平3-4-8 KOIKE Bld. 4階

03-5637-8807

アトピー性皮膚炎、ニキビ、水虫、乾癬、巻き爪、ほくろ・いぼ、湿疹・かぶれ、しみ・しわ、帯状疱疹

院長
本田ひろみ(医学博士)
最寄駅
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診療時間 日祝
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